新柏クリニックの
ご紹介
人にやさしく、環境にやさしい。
ぬくもりのあるクリニック。
平成28年 (2016年2月)に完成した新しいクリニックの建物は、病院らしい荘厳さと現代建築の知性を感じさせるモダンな外観が特徴です。しかしその内部には、カラマツの集成材から成る柱とヒノキの天井材が使用された、オーガニックな空間が広がっています。木々の香りや森の緑に包まれて、患者様ができるだけリラックスした状態で治療が受けられる場所を作りたい。そんな思いから、国内でもめずらしい大型木造医院 ※1 として新柏クリニックは新生しました。
メインアプローチにはクリニックのシンボルツリーであるケヤキ。南の森にはクリニックが位置する大津川支流地域に親しみやすいクヌギ、コナラ、イロハモミジ、ヤマザクラなどが植栽されています。成長とともに、季節ごとにそれぞれの彩りを添え、より豊かでやすらぎのある環境となるように願っています。
同時に日本古来の技術を踏まえ、最新の大型木造建築の技術を駆使したこの建物が、日本の林業の再生運動の好例となることも願っています。なお、当クリニックは柏市の建物環境配慮制度「CASBEE (キャスビー) 柏」※2 の最高評価Sと認定されています。
※2 CASBEE (キャスビー) とは?
建築環境総合性能評価システム「CASBEE (キャスビー)」は建物の環境配慮を評価するシステムで国土交通省支援のもと開発されました。地球や地域の環境に配慮して設計されているか、利用者は快適に使えるか、エネルギー消費に無駄はないかなどがチェックされます。当クリニックはその柏市版「CASBEE柏」において、最高評価Sランクと認定されています。
(2016年2月現在) 参考リンク city.kashiwa.lg.jp
総ベッド120床、ベッド間隔1m
広いパーソナル・スペース。
透析専門エリアには、2・3F合計120のベッドがスペースに余裕を持って置かれています。隣のベッドとの間隔を空けることにより、プライバシーの向上、感染症の防止など、さまざまなメリットがあります。また、車椅子の患者様の乗降・通行がスムーズになりました。
長い時間過ごすことになるベッドには、電動リクライニング、テレビ (無料) が付いています。なおクリニック内は無線LANを完備しており、PC、タブレットの持ち込みも可能です。透析時間を仕事や勉強に活用したい方のために椅子ベッドの用意もあります。
緑溢れるフィットネスガーデン
「めぐりの庭」
当院南側の窓の外には、クリニック専用フィットネスガーデン「めぐりの庭」が広がっています。近隣の森と連なる緑の中に、春のヤマザクラ、ヤマブキ、夏のアジサイ、秋はモミジ、冬にカンツバキと、季節ごとに花々や紅葉が美しい姿を見せます。成長する緑に誘われてシジュウカラなどの鳥たちもやって来ます。透析治療の際には、ぜひ「めぐりの庭」におり立ち、緑の風光を楽しんでみてください。なお、こちらの庭の苑路は、適度に柔らかく滑りにくいゴムチップ舗装。デザインサインなど、楽しく歩ける工夫が随所に施されており、リハビリテーション時の歩行練習などにも相応しいものとなっています。
アートフル、
落ち着いた雰囲気。
透析室内は木造の柱と梁が、森の中の木立の連続を思わせる大空間です。その木々の間から緑や空、光、風が感じられるような仕掛けです。それらを間接照明で浮かび上がらせることによって、柔らかく落ち着いた雰囲気を作り出しています。
また院内随所にアートを設置しました。2・3F透析室脇の廊下には日本絵画の名画。1F送迎待合室、階段には森の中の「水」や「光」をイメージした作品『泉 spring』があります。建築家でアーティストの長岡勉さんによる作品で1Fで生まれた水の泡が階段を登り光の粒になるまでを表現しています。
なお階段壁面の光の粒の配置にはひとつだけ「星座」が含まれています。ヒントは2~3Fへの踊り場のところです。探してみてください。
GPS搭載車での
送迎サービス。
公共交通機関や自家用車を用いての通院が困難な透析患者様には、送迎のサービスを行っています。送迎車はGPSを搭載しています。専用のウエブページを介して、家族の方々にも現在の走行地点をインターネットで簡単にご確認いただけます。
*送迎車の数に限りがあり、希望されるすべての患者様には対応できない場合があります。また、病状やご自宅の場所によっては当院送迎サービスの利用が難しい場合がございますので、ご了承ください。他の社会福祉サービスを用いた通院方法などもありますので、併せてご提案させていただきます。